今回は「日本人の資産が増えていない理由」と「僕が少額でも投資を始めた理由」を書いていきます
先に答えを述べると「投資(資産運用)をしていないから」です
「投資」と聞いてすぐこの記事を閉じようとしているあなた、ちょっと待ってください
少しだけ僕の偏見が入っていますが、日本人は「投資=危険なもの」という考えが根付いていたりするのです
しかしそれでは資産は増えません
日本の金融庁もデータとして公表しています
そしてどこかのタイミングで勉強をしないと、これまでと何も変わらないまま時間だけが過ぎていくのです
◆ この記事をオススメする人
- 銀行預金だけしている
- お金の勉強をしたい
- 将来に漠然とした不安がある
日本人の資産が増えていない事実
各国の20年間の資産推移
日本と他国とを比較すると資産の増え方の違いは一目瞭然となっています
アメリカは2.7倍、イギリスは2.3倍になっているのに対して、日本は1.4倍にしかなっていません
20年という長い年月が経っても日本人の金融資産はあまり増えていないという事です

資産が増えていない理由
日本と他国のポートフォリオの違い
僕たち日本人は資産ポートフォリオのうち、現金・預金の割合がめちゃくちゃ高いんです
とりあえずお金が余れば貯金という人も多いのではないでしょうか
データとしても現れていて、金融庁レポートの2017年末時点の各国の資産ポートフォリオを見てみると、日本は資産の52%が現金・預金となっています
世界一の経済大国であるアメリカは現金・預金は14%しかありません

NISA口座の開設数
「老後2000万円不足問題」の解決案とされているNISA口座の開設数を見てみます
金融庁レポートのNISA口座の開設数になるのですが、2018年6月末時点での開設数は1,197万口座となっています
ちなみに一般NISAとつみたてNISAの合計数です
約2年半前のデータですが、日本の人口の約1割しか開設していないという事ですね
しかもより初心者向けである投資信託のつみたてNISAは69万口座しか開設されていません

↓つみたてnisaって何?という方は以下の記事もどうぞ↓
日本の高齢者は所得も少ない
日本の高齢者世帯は他国と比べて所得も少ないことが分かります
残念なことに日本の高齢者世帯の所得は、アメリカの高齢者世帯の約半分しかありません
外国の方が日本を訪れて驚いた事の一つに働いている高齢者が多いというものがあるそうです
好きで働いているのなら良いのですが、年金や貯蓄だけでは足りないから仕事をしている方が多い気がします

まとめ
◆ 資産が増えていない理由
- 現金・預金の比率が他国に比べて突出している
- 金融庁推奨のNISA口座も開設数は総人口の約1割
日本人は投資・資産運用をしている人が少ない
◆ 20年間の推移
- 日本の資産は1.4倍
- イギリスは2.3倍
- アメリカは2.7倍
運用リターンが得られないため、その影響も大きいと思われる
国によって政策や生活保証などの制度が違うので一概には言えませんが、他国より劣っている部分があるのは事実です
日本人は定年を迎えた時に、他国と比べて所得は低いうえに資産もあまり増えていないという事実があります
僕が投資を始めたのは金融庁のレポートを読んで危機感を抱いたことが理由です
そして今のところ運用リターンではプラスになっています
もちろん投資には元本割れのリスクがあるので明日にはどうなっているか分かりません
しかし何も行動しなければデータが示すような未来を変えることも難しいと思います
当ブログでは投資の損益・資産の推移を公開していきます
僕と同じように危機感を抱いた方は参考にしてみてください
それではよい投資生活を(^_^)/
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